コミュニケーション・スペシャリストを目指して
コミュニケーターズでは通訳者の役割をランゲージ・スペシャリストではなく、コミュニケーション・スペシャリストとして位置付けております。
私たちは、通訳者がコミュニケーション・スペシャリストであるためには、言語運用能力の向上のための日ごろの鍛錬ばかりでなく、通訳者に求められる役割を理解し、明るい態度、礼儀正しさ、通訳者同士の気持ちの良いパートナーシップなどを含めて、きめ細やかな心配りと態度で、お客さまに喜んでいただける仕事をしようと考えております。
通訳者の役割をこのように考えている私たちの理念に共鳴している通訳者を経験豊富な通訳コーディネーターが、お客さまのご要望に的確に応じて派遣致します。
限られた時間の中での、質の高い通訳
放送通訳では、海外からのテレビ放送を通して送られてくる情報を、瞬時に、あるいはごく限られた準備時間の中で、正確にかつ適切な表現で、分かりやすく視聴者に伝えることを目指しております。
- 放送通訳の特徴
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- 通訳をする相手(audience)が特定のグループではなく一般視聴者であること。
- その日、何の通訳をするのか現場に行くまで分からず、事前に特定の準備をする時間は限られるか、あるいはないに等しい。
- ニュースを中心に、スポーツ、芸能、医療、芸術など、あらゆる分野をカバーしなければならない。
- 海の向うでは、日本語に通訳されていることを知る由もないキャスターや記者、番組出演者たちの早口な発言の通訳をその発言時間内に収めなければならない。
- テレビ番組として放送されるため、通訳者にもアナウンサー並みの話し方が求められる。
- 放送禁止用語など、表現上の問題もある。
コミュニケーターズではこうした条件を全てクリアし、分かりやすく適切な表現で、必要な情報を正確に視聴者に伝える、質の高い放送通訳サービスを提供しております。
コミュニケーターズでは通訳としての高い技術力はもちろんのこと、幅広い専門知識を必要とする放送同時通訳者の育成に取り組んでおります。
通訳養成の場としての土曜学校を設け、同時通訳や時差通訳のトレーニングを中心に、放送同時通訳者に必要な実力を養成し、さらに、ニーズの高い経済問題に強い通訳者の養成にも力を入れております。